top of page
ふりかけVIたて.jpg

|デザインの仕事|

紋章と屋号?・・・これを紐解くために、原点に立ち返ります。

シンボル、マーク、ロゴ・・・たぶんあまり区別されず、誤解もありますのでウィキで掘り下げました。

 

シンボル(Symbol)とは、組織、団体、個人などの概念を表す、記号の一種です。ギリシャ語の「sýmbolon」という単語が語源であり、「一緒に投げる」を意味します。

 

ロゴ=ロゴタイプ (logotype) は、図案化・装飾化された文字文字列のことで、団体名、商号、商品名、雑誌名、書名など印刷・表示する際に使用されます。

ギリシア語のロゴテュポス (λογότυπος) に由来し、ロゴ = 言葉、タイプ = 活字からなり、本来は1単語のための連字活字を意味しました。

ロゴタイプとマークを合わせて図案化したものは、ロゴマークと呼ばれます。これはlogoとmarkを組み合わせた和製英語です。なお、英語にも logomark という語は存在しますが、ロゴタイプとマークを組み合わせたものではなく、マークのみを指します。また、英語のlogoはlogotypeとlogomarkを合わせたものを指します。

分かりましたか?難解でいまひとつピンと来ないのでは?

なので、シンボル=紋章 ロゴ=屋号と置き換えています。シンプルだし日本語なので、お客さんの理解度も早い。

残念なデザインを巷でよく見かけます。

それは〝既成の書体・デザイン〟 パソコンが一台あれば、数十の書体がキー操作でつくれます。それでみんな済ませてしまう。 また、ウェブ上でも〝オリジナルデザインお安く出来ます〟と銘打ち、どう見ても既成フォーマットが作ってあって、少し変えただけじゃあないか?と思えるデザイン・・・・既成書体は自分も活用します。ヘルベチカ、スーラなど永い永い時間をかけて定番となった素晴らしいフォントデザインもいっぱいありますから。要は使い方なのです。少なくともデザイナーの眼から見て、薄っぺらいデザインではいけないと思うのです。

 

意外に多いのが医療・金融系のタイプフェイス・・・柔らかいイメージのある丸ゴシック体が妙に多く感じるのは気のせいでしょうか。差し障りはないのですが〝個性〟の点では・・・同業店が同じ通りに面する風景は意外に多く、そこを車で通るたび、残念に思えてならないのです。看板の設置にかなりのコストが掛かるのに、デザインが弱いのを見ると凄くもったいなく感じます。個性が主張し合い、お互いを引き立て合う。そんなデザインがもっと世の中にあって欲しいですね。

これらは、まだデザインにコンピュータを使わなかった時代。

およそ20年以上前の、不採用も含めた事例たちです。

コンピュータだけでつくった意匠は無機的で一目でわかる。

紙と鉛筆のラフスケッチ​から生まれる手作り感は、

今こそ大切にしたいプロセスですね。

 

 

やはり日本人ですから、横文字を並びたてる事は避けたいのです。

bottom of page